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第3部分(第2/4 頁)

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玄関へ回った。

男の後ろから娘が三人順々に、

「今晩は。」と、廊下に手をついて芸者のようにお辭儀をした。碁盤の上では急に私の負

け色が見え出した。

「これじゃしかたがありません。投げですよ。」

「そんなことがあるもんですか。私のほうが悪いでしょう。どっちにしても細かいです。」

紙屋は芸人のほうを見向きもせずに、碁盤の目を一つ一つ數えてから、ますます注意深

く打って行った。女たちは太鼓や三味線を部屋のすみにかたづけると、將棋盤の上で五目

並べを始めた。そのうちに私は勝っていた碁を負けてしまったのだが、紙屋は、

「いかがですもう一石、もう一石願いましょう。」と、しつっこくせがんだ。しかし私が

意味もなく笑っているばかりなので紙屋はあきらめて立ち上がった。

娘たちが碁盤の近くへ出て來た。

「今夜はまだこれからどこかへ回るんですか。」

「回るんですが。」と、男は娘たちのほうを見た。

「どうしよう。今夜はもうよしにして擼Г肖護皮い郡坤��!埂�

「うれしいね。うれしいね。」

「しかられやしませんか。」

「なあに、それに歩いたってどうせお客がないんです。」

そして五目並べなぞをしながら、十二時過ぎまで擼Г螭切肖盲俊!�

踴子が帰ったあとは、とても眠れそうもなく頭がさえざえしているので、私は廊下に出

て呼んでみた。

「紙屋さん、紙屋さん。」

「よう。」と、六十近い爺さんが部屋から飛び出し、勇み立って言った。

13

舞女聳聳肩,像是在說:“會捱罵的,還是回去吧。”便笑了笑,快步往回走去。四十歲的女

人來到橋邊,招呼道:

“您來玩啊!”

“您來玩啊!”

年長的姑娘也同樣說了一句。她們都回去了。那漢子則一直坐到傍晚。

晚上,我正和一個批發紙張的行商下圍棋,突然聽見旅館的庭院裡傳來了鼓聲。我想站

起來。

“賣藝的來了。”

“嗯,沒意思,那種玩意兒。喂,喂,該你下啦。我下在這兒。”紙商指著棋盤說道,他

完全沉浸在勝負之中了。在我心緒不寧的當口兒,我聽見藝人們似乎要回去了,那漢子在庭

院裡向我招呼道:

“晚上好。”

我走到廊下招了招手。藝人們在庭院裡相互耳語了幾句,然後轉到大門口。三個姑娘跟

在那漢子身後,依次說了聲“晚上好”,在廊下垂著手,行了個藝妓式的禮。棋盤上瞬間出現

了我的敗像。

“沒法兒了。我認輸。”

“怎麼會輸呢?是我這方不利嘛。不管哪一步都是細棋。”

紙商看也不看藝人一眼,逐個數著棋盤上的目數,下得越發謹慎了。姑娘們把鼓和三絃

收拾在房間的角落裡,在象棋棋盤上玩起五子棋來。這時我已經輸了本該贏的棋,可是紙商

仍舊糾纏不休:“怎麼樣?再下一盤,請再下一盤吧。”但我只是一味地笑著,紙商終於死了

心,站起身來走了。

姑娘們向棋盤這邊走過來。

“今天晚上還要到其他地方演出嗎?”

“還要去的”說著,那漢子朝姑娘們望去。

“怎麼樣,今天晚上就到這兒,讓大家玩玩吧。”

“好啊!太高興了!”

“不會捱罵吧?”

“怎麼會,反正再走下去也沒有客人。”

於是她們玩起五子棋來,一直玩到十二點多才走。

舞女回去之後,我毫無睡意,頭腦清醒異常,便走到廊下試著喊道:

“老闆,老闆。”

“哦”快六十歲的老大爺從房間裡跑出來,精神抖擻地應了一聲。

14

「今晩は徹夜ですぞ。打ち明かすんですぞ。」

私もまた非常に好戦的な気持ちだった。

第四章

その次の朝八時

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