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てくれ」
「はい、『ぶじ枺�┩澶蟯殉訾韋瑜貳�殘膜護輟⒉釘轆紺悉工皝⒚娉扦訴Bれてゆき、かんきんすべし。餘は負傷せるも重傷ならず、あす仮面城にむかう予定。銀仮面』です」
「ほほう、すると首領は負傷されたのか」
「ええ、でも、重傷ではないということですから」
「フム、首領にそんなぬかりがあるはずはないから。よし、それではいまから、捕りょをボ��趣摔韋護粕詳懁工搿¥長長剡Bれてくるよう伝えてくれたまえ」
「はっ、かしこまりました」
無線技師が階段をかけおりていくと間もなく、うしろ手にしばりあげられ、さるぐつわをはめられた、大野老人と文彥のおかあさんが、ひきずりだされてきたが、どうしたわけか三太少年のすがたは見えなかった。
「あの小僧はどうした?」
「それがどうもおかしいんです。クロロホルムをかがせてあるから、ついだいじょうぶと船室にカギをかけずにおいたら、いつの間にかいなくなっているんです」
「バカやろう!」
怪人の口から|雷《かみなり》のような聲がふってきた。
「それで見張りの役がすむと思っているのか。もう一度、船中を殘らずさがしてこい!」
「は、もうしわけありません」
ものすごい怪人のけんまくに、さすがあらくれ男の水夫たちも、青くなってあたふたと、階段をかけおりていった。
そのうしろすがたを見送って、怪人はあらためて、大野老人のほうへむきなおった。
「いや、大野先生、船中ではなにかとご無禮をもうしあげましたが、上陸のあかつきにはいろいろとおわびもうしあげます。むこうには先生の弟さんもいらっしゃるはずですから」
それから文彥のおかあさんのほうへむきなおると、
「それから竹田のおくさん、あなたもいろいろご不自由をかけましたが、もうしばらくのしんぼうです。大野先生がわたしたちの命令にしたがってくだすったら、あなたはぶじに帰してあげます。
だから、あなたからもくれぐれも、先生によろしくおねがいしてください」
ああ、なんという蟲のよいことばだろう。銀仮面の一味は大野きょうだいを茫�趣筏迫嗽欹昆ぅ浹蚊孛埭蚴證摔い欷毪蓼恰⑽難澶韋��ⅳ丹螭頡⑷速|にとっておくつもりなのだ。
文彥のおかあさんは、まっ青になって涙をうかべ、大野老人は歯ぎしりをしてくやしがったが、そのときどうやら、船は上陸地點へついたようすだった。
仮面城
船中をすみからすみまでさがしても、三太少年のすがたはとうとう見つからなかった。怪人もしかたなくあきらめて、一同に上陸を命じた。きっと途中で、海のなかへとびこんだと思ったのだろう。
やがて怪人と捕りょのふたりをのせたボ��趣�ⅳ蓼孟趣舜�頦悉勝臁ⅳ餞韋Δ筏恧摔悉い恧い恧魏晌銫頦膜螭廊�餞Δ違堠‘トがつづいた。
いくことおよそ十分あまり、やがてボ��趣�膜い郡趣長恧稀⑶肖炅ⅳ盲郡瑜Δ識悉�い韋柵玀趣坤盲俊�
「さあ、おりろ」
怪人は、片手にふたりの捕りょをしばった綱の端を持ち、片手でピストルをにぎっている。少しでも逃げだしそうなようすが見えたら、ズドンと、ぶっぱなすつもりなのだろう。ふたりの捕りょはよろよろと、力なくボ��趣�檠窯紊悉丐�炅ⅳ盲俊�
そのふたりをなかにはさんで、怪人の一行は、切り立ったような絶ぺきをのぼっていく。絶ぺきには巖をきざんで階段が作ってあり、船員たちは手に手にたいまつをふりかざしているのだ。
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その巖のまえまでくると、
「とまれ!」
怪人が強く綱をひいたので、ふたりの捕りょはおもわずよろよろ立ちどまった。
怪人は懐中電燈の光をたよりに、巖の上をさぐっていたが、するとどうだろう。何十トンもあろうという大きな巖が、ぶきみな音
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