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第5部分(第3/4 頁)

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可憐に咲く

惡之花 楚楚盛放

鮮やかな彩りで

鮮豔的姿彩

周りの哀れな雑草は

四周可憐的雜草們

嗚呼 養分となり朽ちていく

嗚呼 變成養分腐爛枯朽

暴君王女が戀するは

暴君公主愛上的是

海の向こうの青い人

大洋彼岸的藍衣青年

だけども彼は隣國の

但他卻對鄰國的綠衣少女

綠の女にひとめぼれ

一見鍾情

嫉妬に狂った王女様

忌妒發狂的公主

ある日大臣を呼び出して

某天喚來了大臣

靜かな聲で言いました

平靜地下令吩咐

「綠の國を滅ぼしなさい」

「滅了那個綠之國」

幾多の家が焼き払われ

無數的房屋燒燬了

幾多の命が消えていく

無數的生命消失了

苦しむ人々の嘆きは

苦難人民的哀嘆聲

王女には屆かない

傳不到公主的耳裡

「あら、おやつの時間だわ」

「哎呀 是下午茶時間了」

悪の華 可憐に咲く

惡之花 楚楚盛放

狂おしい彩りで

瘋狂的姿彩

とても美しい花なのに

開的如此美麗的花

嗚呼 棘が多すぎて觸れない

嗚呼 卻因多刺而無法碰觸

悪の王女を倒すべく

應該打倒萬惡的公主

ついに人々は立ち上がる

人們終於揭竿而起

烏合の彼らを率いるは

率領這群烏合之士的

赤き鎧の女剣士

是身著赤鎧的女劍士

つもりにつもったその怒り

積蓄已久的憤怒

國全體を包み込んだ

瀰漫了整個國家

長年の戦で疲れた

長年征戰疲憊不堪計程車兵

兵士たちなど敵ではない

根本不是對手

ついに王宮は囲まれて

王宮終於被包圍

家臣たちも逃げ出した

家僕也四散逃跑

可愛く可憐な王女様

可愛又可憐的公主

ついに捕らえられた

最終落入敵手

「この 無禮者!」

「這個無禮的傢伙!」

悪の華 可憐に咲く

惡之花 楚楚盛放

悲しげな彩りで

悲哀的姿彩

彼女のための楽園は

為她而建的樂園

嗚呼 もろくもはかなく崩れてく

嗚呼 如同虛幻一般輕易瓦解崩塌

むかしむかしあるところに

很久很久以前

悪逆非道の王國の

在某個大惡不道的王國

頂點に君臨するは

有一位君臨天下

齢十四の王女様

芳齡十四的公主

処刑の時間は午後三時

處刑時間是下午三點

教會の鍾が鳴る時間

教堂鐘聲敲響的時刻

王女と呼ばれたその人は

被喚作公主的那個人

一人牢屋で何を思う

獨自在牢裡想些什麼

ついにその時はやってきて

行刑的時刻終於來臨

終わりを告げる鍾が鳴る

宣告終結的鐘聲響起

民眾などには目もくれず

對民眾之輩不屑一顧

彼女はこういった

她如此說道

「あら、おやつの時間だわ」

「哎呀 是下午茶時間了」

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